「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
2年前の2月17日、呉市の小学校で全国的にも珍しくなった円形の校舎が解体されることになり、感謝を伝える集会が開かれました。
呉市の港町小学校の円形校舎は1962年に建設され、地域の人たちに親しまれてきました。
しかし耐震強度不足などから建て替えが決まり、4月からの解体工事を前に校舎に感謝を伝える『ありがとう集会』が開かれました。
【児童たちの感謝の言葉】
「私たちが今まで過ごしてきた思い出いっぱいの校舎。感謝を込めて、ありがとう!」
円形校舎は狭い敷地でも教室の数を確保できるメリットがあり、1950年代から60年代にかけて全国的に建設されました。
この日、一般開放された校舎を目に焼き付けようと、多くの卒業生たちが訪れました。
【卒業生は】
「すごく寂しい気持ちもするんですけど、記憶の中からはなくならないので、それもいいかなと思ったりもしています」
61年に渡って愛され続けた学び舎は多くの人の心の中に生き続けています。
<メモ>
円形校舎は、かつて呉市内では、片山中学校や阿賀小学校にもありましたが、いずれも老朽化などから解体撤去が行われ、港町小学校が中国地方に残る唯一の円形校舎となっていました。