「身近で使える伝統工芸品」をコンセプトにした企画展が福岡市で開かれています。
鮮やかな色合いと、しなやかな質感が目を引く博多織のバッグ。
「織る」と「編む」という異なる技法を組み合わせた、事業者とファッションデザイナーのコラボ作品です。
和装に限らず、普段の装いにも取り入れやすいデザインに仕上げられています。
福岡市・天神の「ワン・フクオカ・ビルディング」で開かれているこの企画展は「高価で特別なもの」というイメージがある伝統工芸品を、暮らしの中で気軽に使ってもらおうと2024年から開催されています。
会場には九州7県で伝統工芸を手がける事業者と若手クリエイターが協働して制作した作品など約200点が並びます。
佐賀県の伝統工芸品「鍋島段通」とグラフィックデザイナーが手がけたのはテーブルの上に置ける小さなじゅうたん。
おしゃれな敷物としてはもちろん昼寝用に使うなど自由な楽しみ方を提案しています。
訪れた人たちは…。
◆来場者
「なかなか見ないデザインになっていて、新しい視点ですごくきれいだなと思うものが多かった」
ライフスタイルの変化により日常的に使う機会が減っている伝統工芸品。
会場では実際の生活空間をイメージした展示にすることで、取り入れ方を具体的に思い描けるように工夫しています。
◆Bank of Craft 荒川淳一 プロジェクトオーナー
「皆さんの暮らしの中に伝統工芸があると、それによってより身近になって、伝統工芸に興味を持ってくださる。そのような形になればすごくうれしい」
この企画展は2月23日まで開かれています。