新1年生の晴れ舞台。2月7日、長野市で恒例の「入学式向けファッションショー」が開かれた。これまで場所を提供してきた大型店が閉店し、開催が危ぶまれたが、場所を変えて無事に開かれ、多くの親子が思い出を刻んだ。
恒例ショーに開催の危機
ランウェイを歩いてかわいくポーズ。元気いっぱいに走り回る子も。
2月7日、長野市の衣料品店「ロン・都」で開かれた「入学服ファッションショー」。
モデルは2026年4月に新1年生になる子どもとその保護者。
10年以上続く恒例のショーだが2026年は開催が危ぶまれていた。
ショパンランド・佐分幸二さん:
「こんなにすてきな会場をつくってくれるとは思っていなかったのでありがたい」
入学服ファッションショーは、ランドセルや子ども服を販売する「ショパンランド」がPRも兼ねて、購入した家族からモデルを募り開催してきた。
長野市の大型店「ながの東急ライフ」で営業してきた「ショパンランド」。
このため、ショーも「ながの東急ライフ」で開かれていた。
しかし、2025年3月、ながの東急ライフが閉店。
「ショパンランド」もテナントの撤退を余儀なくされた。
「仲間」の協力で無事開催
店自体は市内の古民家に移し再開したが、問題は「ファッションショー」。
今の店舗では広さが確保できず、どうするか悩んでいた。
開催自体が危ぶまれた中―。
ショパンランド・佐分幸二さん:
「東急ライフが閉店する打ち上げの席で、『ロン・都』からぜひ一緒にやりましょうと声をかけてもらい、開催することができた」
場所の提供に名乗りを上げてくれたのが「ロン・都」。「ながの東急ライフ」でテナントを構えていた「仲間」だ。
そして、ショーの際、3年前から母親モデルへの衣装提供やメイクアップに協力していたという縁もあった。
場所を「ロン・都」川中島店に移し、2026年も無事、ショーを開催することができた。
緊張気味の新1年生モデル
今回参加したのは午前・午後の部合わせて20組の親子。
楽しみに待っていた。
参加する男の子:
「楽しいファッションショーにしたいです。(緊張する?)しません!」
子ども服はショパンランドが、母親の服やメイクはロン・都が担当する。
市内から参加した高松悠蒼ちゃん(5)と母親の茉央さん。
茉央さんのメイクを終え、悠蒼ちゃんが衣装に着替える。
悠蒼ちゃん:
「(緊張してますか?)うなずく」
緊張気味の悠蒼ちゃん。
母・高松茉央さん:
「本番が近づくにつれて笑顔が減ってきた気がします、一生に一回なので、思い出に残る日になったら」
「ピースでがんばる!」
一方、内山さん親子。陽向汰くん(6)も少し緊張しているようだが―。
陽向汰くん:
「(服のお気に入りは?)色!(どんなふうにポーズ決めたい?)ピース。がんばる」
母・内山愛未さん:
「なかなかこんなきれいにしてもう機会もないので、いい思い出になったら」
いよいよ、ショー本番。
緊張していた内山陽向汰くんの番に―。
シンプルなスーツで大人っぽくきめた。
ピースもばっちり!
親子でポーズ!大役果たす
そして、高松悠蒼ちゃんの出番。
ジャケットとふんわり広がるスカートで、かわいらしく爽やかな衣装だ。
母:
「ゆ〜ゆ」
悠蒼ちゃん:
「はーい」
親子でポーズ!
悠蒼ちゃん:
「(モデル終わってどうですか?)めっちゃ恥ずかしかった」
観客の前でのインタビューも上手に答えられた。
悠蒼ちゃん:
「恥ずかしかった」
母:
「うまくできた?」
悠蒼ちゃん:
「(うなずく)」
もうすぐ1年生、成長を感じる機会にもなったようだ。
母・高松茉央さん:
「人前に出るのが苦手なタイプで、とにかく緊張してしまうので1人ですたすた歩いていって成長を感じてびっくりした。いつも『ママ、ママ』とくっついてくる子だったので」
一方、有言実行!ピースできめた陽向汰くんは―。
陽向汰くん:
「楽しかった、前に出たこと。(小学校では)いつも高い点をとりたい」
母・内山愛未さん:
「こういう機会はなかなか体験できないのですごく貴重。友達と仲良く元気に毎日学校に通ってくれたらうれしいな」
ハレの日の思い出作りを
2026年で13回目となるファッションショー。
これまでも多くの親子の思い出になってきた。
場所は変わったが、今後もショーを続けていく。
ショパンランド・佐分幸二さん:
「子どものハレの日の機会は人生でも大事な日になるので、一つ一つ思い出をつくっていく場を(今後も)提供していきたい」
