今回の選挙では衆院選の小選挙区と比例代表、知事選、県議補選、国民審査と最大で5枚の投票用紙が配られた地域もあり、投票用紙の交付ミスなどが相次ぎました。
県選管によりますと、期日前や当日の投票所での交付のミスは10日までに21件確認されています。
最も多かったのは「二重交付」の16件で、すでに投票を終えた選挙の投票用紙を有権者に誤って交付したりしたということです。
県議補選を含むトリプル選挙が行われた長崎市と佐世保市では「無効票」が増えました。
佐世保市では知事選の無効票が4372票で、前回・4年前の5倍以上増えました。(2022年無効票:846票)
このうち何も記されていない白票は2163票でした。
県議補選の無効票は1万1106票で、白票は7343票でした。
佐世保市選管によりますと、投票所の人員や記載台が足りない中、「二重交付」のミスを避けるため、知事選と県議補選の投票用紙2枚を同時に有権者に渡していました。
会場の掲示物などでも注意を呼びかけましたが、「用紙が入れ違ったまま、候補者の名前を書いた可能性もある」ということです。
同じくトリプル選挙だった長崎市では、知事選と県議補選の用紙を分けて交付し、別々に投票してもらうことで用紙の入れ違いを防ぎました。
長崎市では知事選の無効票は2665票で、このうち白票が1736票、県議補選の無効票は2万3110票で、このうち白票が1万8483票でした。
選管の担当者は「選挙が重なって投票率は上がった一方、県議補選の認知度は下がってしまったのではないか」などと話しています。