フィンランドに憧れ移住し、現在は個人事業主として現地で働く、週末北欧部chikaさん。
2022年に移住し、「3年はいよう」と決め、その3年目にはフィンランドで学生になる。これまで個人事業主ビザの滞在期間は1年だったことから、先の未来をあまり想像できなかったという。
しかし、このたび、4年分の個人事業主ビザを取得する。移住3年目の新たな挑戦をつづった『北欧こじらせ日記 決意の3年目編』(世界文化社)では、フィンランドで過ごすことも含めた自身の未来を考え始めたことにも触れている。
そして3年目の終わりにchikaさんが考えたのは「自分の最期」。まだ30代のchikaさんからすると遠い先の未来のことで、人に話すと笑われることもあったそうだが、本人からすると真面目な問いだった。
未来や自身の最期について考えるなかで、80代の祖母・ばばちゃんから言われた印象的な言葉がchikaさんの心に残ったという。
「考えすぎよ!」祖母からの言葉
地元への帰省中、祖母・ばばちゃんにこの1年間抱えていた不安を口にしたchikaさん。
すると、祖母から即座に「考えすぎよ!」と返され、さらに「今決めたことがダメになっても、ダメになった時にまた考えて、変えたらいいのよ」とアドバイスを受けたという。
そんな祖母からの言葉について、chikaさんはこう語る。
「祖母の『今をめいっぱい楽しみなさい』という言葉は、目の前の暮らしの捉え方を少し変えてくれました。私は、先の不安を考えすぎてしまうところがあって、物事が長く続くと思うほど、終わりの見えないトンネルのように感じて苦しくなることがありました。
その時期は、悩みが身の丈以上に広がってしまって、老後のことまで考えて不安が膨らんでいた頃でもありました。そんな中で、当事者でもある祖母の言葉は、少し後からじわっと心に響きました」
フィンランドのシニアを調べてみると
この言葉を受けて、chikaさんは実際にフィンランドのシニアたちがどう過ごしているのか、解像度が低いことを実感。そこで、雑誌を読み、リサーチをはじめた。
