今回の衆院選は高市首相の高い人気が結果に如実に現れ、自民党の歴史的圧勝となりました。

2月8日、岩手めんこいテレビが県内の投票所で行った出口調査でも高市内閣を支持する人の割合は、65.8%と高い数字になっています。

こうした“高市旋風”が県内で特に結果に現れたのが岩手3区です。

自民の藤原氏と中道の小沢氏の対決は今回が6度目となりました。
前回は3万票以上の差で小沢氏が勝利、今回は2万4000票近い差で藤原氏が勝利しました。

3区の自治体ごとの勝敗は、前回の選挙では裏金問題などで自民党に逆風が吹き荒れ、藤原氏の出身地西和賀町を除いては全て小沢氏が勝ちました。
しかし今回は逆に全ての自治体で藤原氏が勝っています。

勝利の一因と考えられるのが無党派層の支持です。
8日の出口調査で支持政党別の投票先を聞いたところ、無党派層の5割が自民の藤原氏を支持したのに対し、中道の小沢氏は3割にとどまっています。

藤原氏は前回の落選直後から辻立ちや街頭演説を重ねていて、そうした地道な活動も当選につながりました。

一方、小沢氏は小選挙区で2度目の敗北、比例での復活も果たせず、56年あまり守り続けてきた議席を失いました。
重鎮落選の衝撃は今後岩手の政界に様々な影響を及ぼしそうです。

続いて岩手1区です。
中道の階氏が8回連続の勝利となりましたが、本人が一番過酷だったと話すように厳しい選挙戦となりました。

前回、自民の米内氏とは5万1000票あまりの差が開いていましたが、今回は約5000票差にまで詰められました。

2人の無党派層からの支持を見てみますと、岩手めんこいテレビの調査では階氏が5割弱でやや上回っています。
この点が全国で中道が惨敗した中でも階氏が踏みとどまれた一因と言えそうです。

最後に2区です。
自民の鈴木俊一氏が国民民主の新人・佐々木真琴氏に5万6000票あまりの差をつけて勝利しました。

鈴木氏は今回全国の自民候補の応援に駆け回り、県内を離れる日が多かったものの、組織力や実績で圧倒しました。

一方、佐々木氏は公示直前の出馬で知名度がなかったものの、若さを全面に出して健闘し、比例復活にこぎつけました。

自民の圧勝となった今回の衆院選、県内の有権者に受け止めを聞きました。

70代
「本当にすごかった。自民党があそこまで(議席取る)というのはかつてない。この後どうなるのか、実際に色々なことを進める上で」

10代
「高市さんの考えがあるのかなと思って、どうなるのか面白そう。物価高対策とか色々やってくれそう」

60代
「もうちょっと他の党にも頑張ってほしかったな。やっぱり一強は怖い。数の力で決まっちゃうことも多いのかなと」

50代
「(政策の)中身が見えてこない、よく分からない。これからの医療とか老後、全てが不安定な感じ」

岩手めんこいテレビ
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