熊本県を最大震度7の地震が襲ったその日から、3日目となりました。
これまでに入ってきている最新の被害についてお伝えします。
遠藤玲子キャスター:
29日までの発表では死者は13人でしたが30日、政府は災害との関連を調査中も含めて死者数が30人に上ったと明かしています。
熊本県によりますと、日本製紙八代工場で8人の死亡が確認されるなど八代市内では11人の方が亡くなりました。
また、嘉島町ではイオンモール熊本の爆発で6人が死亡、1人が心肺停止だということです。
また甲佐町でも1人の死亡が確認されています。
次に、停電や断水の情報です。
九州電力によりますと29日午後3時時点では3万4870戸が停電していましたが、30日午後3時時点で1万8590戸と停電の数は減っています。
また、31日夕方には完全復旧の見込みだということです。
一方で、これに対して水道は29日の時点で8万4000戸で断水していましたが、最新の情報では9万3700戸で断水が続いているということで、水に関しては少しまだ復旧作業が難航している、これからもう少し拡大してしまう可能性もあるということです。
そして、避難している方の数も増えています。
熊本県によりますと29日は9872人の避難者が確認されましたが、30日になって1万467人と1万人を超えました。
続いて、交通の情報です。
一部で運転見合わせが続いている九州新幹線は、熊本駅までの30日中の復帰を目指していました。
しかし余震で復旧に時間がかかっているため、筑後船小屋-鹿児島中央駅間で30日も運転見合わせが続いています。
また、高速道路は九州を南北に走る九州道では通行止めが30日朝、一部で解除されました。
一方、それ以外では橋が壊れるなど大きな被害が出ているため、現在も通行できない状態だということです。
また、生活に影響が大きい部門を見ていきたいと思いますが、まず大手コンビニエンスストア3社は地震直後から熊本県内の店舗で最大で200店舗が休業していましたが、30日はセブン-イレブンで37店舗、そしてファミリーマートで22店舗また、ローソンで23店舗と少しずつではありますが営業を再開しているところも増えてきているということです。
山崎夕貴キャスター:
店舗自体も被災している状況だと思います。何とか懸命な復旧作業が続けられたということだと思いますが、とにかく暑いですから、こういったところで冷たい飲み物、食事がとれるだけでもホッとするかもしれませんね。
遠藤玲子キャスター:
また、被災者への情報提供で復旧・復興を後押しするという動きも出ています。
自動車メーカーのトヨタ自動車やホンダでは車両から収集した通行データで、道路情報をリアルタイムで更新するといったサービスを提供しています。
細かい生活道路までほぼリアルタイムで更新できるということです。
三宅正治キャスター:
10年前、車で被災地に入ったんですが下道を通っていっても通れるところ、通れないところが情報としてないんですよね。ですから行って、だめだ違う道へと行ってすごく時間がかかった覚えがありますが、これがあると、地元の方もとても便利だと思いますね。
遠藤玲子キャスター:
それぞれトヨタでは「通れた道マップ」ホンダでは「通行実績情報マップ」を検索していただければ地図が表示されます。
そして、意外な使い方で被災者の方が情報を共有しているというアプリもあります。
「Yahoo!天気」では通常は自分がいる場所の天気を投稿するものなんですが、熊本県内の投稿を見てみますと例えば、「昨日の段階だと○○店には水、お茶が売っていました!パンやバナナ、牛乳は売り切れ」などと、天気の様子だけではなく避難生活に必要な情報を投稿していたり、「みんな気をつけよう、どうか安全に」とお互いが励まし合うような投稿もありました。
また、天気アプリのウェザーニュースでもウェザーリポートというページで、写真とともにガソリンスタンドの混雑状況などを投稿する人も増えているということです。
なおSNSやアプリに投稿する場合は、虚偽の報告や店舗に客が殺到するなどがないように節度を持って利用をお願いしたいと思います。
三宅正治キャスター:
パニックになって大きなトラブルになる可能性もあるので、特に虚偽の申告なんて絶対しないでほしいですね。
山崎夕貴キャスター:
そして被災者の皆さんは停電も続いていますので、情報に触れる機会も限られている場合もあります。
連絡が取れる方はご家族、ご友人に情報を共有していただければと思います。
