アメリカとイランの戦闘終結に向けた動きが進んでいます。

トランプ大統領は15日、「ホルムズ海峡は金曜日に完全に開放される」と発言し、合意した内容は19日の署名式後に公開するとしています。

アメリカもイランも戦闘終結に向けては同じ方向に進んでいるということなんですが、一方で署名された覚書について内容を見てみますと大きな溝があるんです。

例えば、ホルムズ海峡についてはアメリカは署名後、通航料なしで即時開放するとしている一方で、イランはオマーンと共同管理し、サービス料を徴収するとしています。

核問題についてアメリカは、イランは核兵器を保有しないと約束している、そして濃縮ウランを国外に搬出するとしている一方で、イランは今後60日間の交渉の中で委ねるとし、また高濃縮ウランについても国内で希釈、つまりは濃度を薄めるとし、大きな溝が双方あるのが分かります。

榎並大二郎キャスター:
19日の署名式に日がない中で難題を棚上げしている感がありますけど、これで合意といえるのかなという気がしますよね。

遠藤玲子キャスター:
内容をちゃんと詰められているのかなと思ってしまいますが、そんな中、トランプ大統領はフランスで開催されるG7サミットに出席します。

これまでイラン問題をめぐってトランプ大統領は、フランスに対して「まったく役に立たない」、イタリアに対しては「彼女(メローニ首相)は変わってしまった」、また日本に対しても、イランに関しては「日本も助けてくれなかった」と不満を口にしました。

今回、トランプ大統領はG7の首脳とどう向き合うのか、注目されています。