日銀は政策金利を1%程度に引き上げる追加利上げを決定しました。
31年ぶりとなる1%の金利水準で暮らしへの影響は。

16日午後3時半から入院中の植田総裁に代わって記者会見を行った日銀の内田副総裁は「(政策金利を)従来の0.75%程度から1%程度へと変更することを賛成多数で決定した」と述べました。

総裁不在の金融政策決定会合で、2025年12月以来の追加利上げを決めた日銀。
中東情勢の影響で物価が上振れしていくリスクがあるとして、利上げによって物価上昇を抑える必要があると判断しました。

1%の金利水準は実に31年ぶり。
私たちの生活にどんな影響があるのでしょうか。

日銀の決定を受けて三菱UFJ銀行などメガバンク3行は、普通預金の金利を8月から0.4%に引き上げると発表しました。

利上げによって銀行預金の利息が増えたり、物価の上昇を抑えたりするメリットがある一方、住宅ローンの金利上昇で月々の支払額が増えるなどのデメリットもあります。

16日、東京都内のハウスメーカーを訪れていた人からは「ローンというものが大きな支払いにはなるので、いろいろ節約というか、余計な出費を抑えたりする必要があるかなと」「これから金利とかの変動を見ながら見直しが必要なんじゃないかと」といった声が聞かれました。

オープンハウス 営業本部・赤塚晴大部長:
みなさま金利上昇の流れと目の前の家賃の上昇の中で、前倒しをしてマイホームを探されている、というお声はいただいている。

一方、今後の金融政策について日銀の内田副総裁は利上げを継続する方針を表明しました。

日銀・内田副総裁:
基調的な物価上昇率が2%に近づいているなか、現在の金融環境は緩和的であることを踏まえると経済、物価、金融情勢に応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになると考えている。調整のタイミングやペースについては、中東情勢の展開が我が国経済・物価に及ぼす影響を注視した上で検討していく方針。

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