台風6号は暴風域を伴いながら1日夜にかけ、沖縄本島を直撃する見込みです。
九州から関東では台風が接近する前から大雨が予想され、最大限の警戒が必要です。

沖縄に最接近している台風6号。
道路をふさぐように横たわる大きな木は、強風で根元から倒れていました。

さらに、強風にあおられた農業用ハウスはシートがはがれて骨組みがあらわになっていて、用水路も雨水で増水していました。

那覇市内では消防が出動。
住宅のトタン屋根が強風にあおられて吹き飛びそうになっていたほか、道路には住宅から飛んだと思われる木片が落ちていました。

激しく降る雨で茶色い池のようになった道路。
うるま市宮城島では午後2時23分に最大瞬間風速39.3メートルを観測し、市内では大きな街路樹が2本、根元の辺りから歩道側に倒れていました。

倒れたのは街路樹だけではありません。

普段は多くの観光客でにぎわう国際通りでは、あまりの強風に耐えられずタクシーに乗り込む人の姿も。

那覇市内の商店街では、電柱のカバーが落ちるなどの被害も発生。
台風の影響で那覇空港、宮古空港、石垣空港が終日閉館し、全ての便が欠航となっています。

那覇市内を走るモノレールやバスターミナルなど、公共交通機関は終日運休となりました。

さらに午後4時現在、沖縄県全域で3万戸以上で停電となっていて、歩行者信号も消えていました。

台風は1日夜から2日にかけて沖縄本島地方に直撃する見込みで、暴風域を伴ったまま2日、鹿児島・奄美地方に最接近します。

さらに、その後も日本列島に接近し、各地で警報級の大雨が予想されます。

台風6号が2日に接近する見通しの鹿児島・種子島では、漁業関係者がいけすを移動するなど対策に追われ、「こんな早い時期の台風は初めてなので、みんなバタバタしている。いつもの夏場の台風と同じくらい用心しながら」と話していました。

例年の台風シーズンより早く列島を襲う、今回の“6月台風”。
3年前にも台風2号で線状降水帯が発生し、太平洋側で記録的な大雨となりました。

愛知・豊川市では広い範囲で冠水。
多くの車が水に漬かった状態になっていました。

茨城県でも車2台が流されるなど、広い範囲で大きな被害をもたらしました。

6月の台風は、台風に加えて前線が本州付近に延びる特徴があるということで、広範囲で大雨をもたらす可能性があり、注意が必要です。