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「AIが考える力を奪う」の本当の怖さを第一人者が解説。思考の外注「認知オフロード」の仕組みと頼り過ぎるリスク|FNNプライムオンライン
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「AIが考える力を奪う」の本当の怖さを第一人者が解説。思考の外注「認知オフロード」の仕組みと頼り過ぎるリスク

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あなたは本当に適切にAIを使い、子どものためになる使い方を教えられるだろうか?AIリテラシーの第一人者である札幌国際大学基盤教育部・教職センター准教授の安井政樹さんは、著書『「考える力」と「好奇心」をぐんぐん伸ばす AI×学び入門』(日経BP)で、AIに慣れてしまうと「考えること」が負担になり、考えないことが習慣化していくリスクがあると警鐘を鳴らす。

本書から一部抜粋・再編集して紹介する。

考えなくなることが習慣化した先に

AIは「便利な道具」であると同時に「思考の過程をパス(ショートカット)できる道具」でもあります。

考える前に答えが出てしまう。考えなくても、それなりの形が整ってしまう。文章も、要約も、アイデアも、かなりの完成度で返ってきます。便利であることは、間違いありません。

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ここで問題となるのは、「AIを使うと考えなくなる」という、目の前に起こる現象だけの話ではない、という点です。実は、考えなくなることが習慣化した先に、もっと恐ろしい話が待っています。

考える負荷を減らす「認知オフロード」

皆さんは、「認知オフロード(cognitive offloading)」という言葉を聞いたことがありますか?認知オフロードとは、本来は頭の中で処理するはずの記憶や注意、計画を、メモやリマインダー、道具、環境に預けることで、認知の負荷を下げる行為を指します。

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安井政樹
安井政樹

札幌国際大学 基盤教育部・教職センター准教授。道徳教育および教育における生成A I 活用の研究に取り組む、A I リテラシーの第一人者。文部科学省学校DX 戦略アドバイザー。デジタル庁デジタル推進委員。
北海道・札幌市の小学校教諭として20年間勤務の後、2022年より現職。教育用AI「スクールAI」や「ClassCloud」、ARデジタル体育機器「DIDIM」の共同研究、NHK for School 番組監修など、教育とテクノロジーの両分野において実践的な研究を展開。JICA の技術協力としてカンボジアにおける「生成AI・ICT活用による教育DXや授業力向上にかかわる技術協力」プロジェクトのリーダーも務める。Interop Tokyo2025や、衆議院第一議員会館を会場とした教育AIサミットなどにも登壇するほか、児童生徒・教員・保護者などに向けたAI時代の教育のあり方やAIリテラシーについての研修・講演に力を注ぐ。近年の講演実績は年間150回以上、受講者は年間のべ1万以上。著書に『「考える力」と「好奇心」をぐんぐん伸ばす AI×学び入門』(日経BP)、共著に『ChatGPTと共に育む学びと心』(東洋館出版社)などがある。

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