25日から予定されていた、天皇ご一家の東日本大震災の被災地訪問が延期されることとなりました。
両陛下は先週から風邪の症状があり、大事を取られたということです。
陛下が体調を理由に地方への訪問を延期されるのは、即位後初めてです。
宮内庁からこの事実を伝えられたという宮城県の村井嘉浩知事は午後、記者会見で明らかにしました。
宮城県・村井知事:
お昼12時半前に黒田宮内庁長官から連絡がありました。まずは中止します、今回中止します。「また訪れたいとは思っておられます」と。両陛下とも体調が悪いのでしょうかと尋ねたら、両陛下とも体調が優れませんとのことだった。多分テレビ新聞報道通り、お風邪を召されたということでそれが理由ではないかと。また愛子内親王殿下におかれましては、ご同伴という形でございましたので、今回は取りやめということになるそう。
宮内庁によりますと、両陛下は先週から風邪の症状があり、せきが続いていて、皇后さまは23日夜に37度台の微熱があったことなどから、医師とも相談のうえ訪問を延期されるということです。
陛下は3月20日に皇居内で行われる予定だった宮中祭祀(さいし)についても、風邪の症状により欠席されています。
両陛下は、東日本大震災から15年の節目に当たる2026年3月、愛子さまを伴い、25日から1泊2日の予定で岩手県と宮城県を訪問される予定でした。
今回ご一家が訪問される予定だった、宮城・南三陸町にある震災の記憶を伝える施設「南三陸311メモリアル」。
顧問の高橋一清さんに、ご一家の訪問が延期になったことを伝えると、「知らなかったです。体調が少し思わしくないと聞いていたので心配していた。まずは健康にご留意されて回復されることをお祈りしている」と話していました。
今回の訪問は、愛子さまとともに被災地に心を寄せていきたいという両陛下の希望により計画されたものでした。
この訪問を大切に思い、心を込めて準備されていたという天皇ご一家。
延期となったことを心から残念に思われていて、日程は今後、再調整されるということです。