西村経済産業大臣は2月17日午前、電気事業連合会の池辺会長と面会した。
大手電力会社で情報漏洩やデータベースの不正閲覧などが相次いでいる事を受けて「電気事業の中立性、信頼性、これに疑念を抱かせるもので、極めて遺憾であります。」「公益事業を担う電気事業者が、関係法令の遵守に万全を期すよう強く求めたい」と述べた。
池辺会長は「不適切な取り扱い事例が発生していることについてお詫び申し上げます」と謝罪した。その上で「二度と同様な事象が発生しないよう、再発防止策を徹底する」と、意識改革も含めて対応していく考えを示した。
一方西村大臣は電事連に対し、原発の運転期間の延長をめぐる国民の不安を払拭するために、改めて安全対策に万全を期すよう要請した。