この記事の画像(9枚)

長野県で1日未明に撮影されたのは、満天の星の中、ぼんやりと緑色の光を放つ星。「ZTF彗星」だ。

地球に接近するのは、何と5万年ぶり。しかも軌道が変化し、もう二度と見ることができなくなるということで、注目を集めている。

同じ1日未明、群馬県でも撮影された。

彗星が尾を引いている様子が捉えられている。

さらに1月31日には、長崎・五島市でも。長く尾を引く「ほうき星」の姿がしっかりと映っている。

最接近は終了も…見頃はこれから 「明るい星をたよりに」ポイントは?

地球に最も接近したのは、2日未明だ。しかし専門家は、観測しやすくなるのはこれからだと話す。

平塚市博物館 学芸員・藤井大地さん:
地球から離れていくので暗くはなるんですけど、明るいお星様に接近します。
2月5~6日にカペラに接近し、11日には火星に接近します。明るい星をたよりに彗星を見つけることができるかもしれない。

さらに8日前後は、彗星の位置がほぼ真上にくる。

双眼鏡などを使えば見ることができ、暗さに目を慣らしておくのがポイントだ。

(「イット!」2月2日放送より)