立憲民主党の安住国対委員長は1月25日、いわゆる「防税増税」について、国民に信を問うべきだとの認識を示した上で「民の心をないがしろにすると、岸田総理は天罰を受けるのではないか」と述べた。

岸田首相
岸田首相
この記事の画像(2枚)

岸田首相の施政方針演説を受け25日から始まる代表質問をめぐり、安住氏は国会内で記者団に対し、防衛増税や少子化対策の財源について「総理にきちんと説明をしてもらい、論戦を通じて、いかに世論とずれているか、国民にわかってもらいたい」と意気込みを語った。

また、政府が、復興特別所得税を転用する形で、防衛費に充てる目的税を創設する方針であることについて「やってはいけない“禁じ手”だと思う」と指摘し、「やるのだったら、国民に信を問うべきだ」と主張した。

その上で、安住氏は、「民の心をないがしろにすると、岸田総理は、天罰を受けるのではないか」と述べた。

政治部
政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。