政府は13日の閣議で、インテリジェンスの司令塔機能の強化に向けた国家情報会議設置法案を決定した。
政府の情報収集能力を向上させるため、首相が議長を務める「国家情報会議」の内閣への設置や、司令塔となる「国家情報局」の創設などが盛り込まれている。政府は、今の国会に提出し、成立を図る。
木原官房長官は13日の会見で、「昨今の複雑で厳しい国際環境においては、より質が高く時宜にかなった情報をもとに、政府として的確な意思決定につなげていくことが重要だ」と強調。「本法案によってインテリジェンスの司令塔機能を強化し、国民の安全や国益の確保に資する情報の戦略的な収集、集約、分析を進めていく必要がある」と述べた。
また、「監視が強化される」、「情報機関の意図によって政策決定が左右される危険性がある」などの指摘に対し、木原長官は、「国家情報会議と国家情報局は、政府の情報活動の基本方針の決定、各省庁が行う情報活動の総合調整等を担う組織として設置する」と説明。その上で、「これによって監視が強化されるとか、情報機関の意図によって政策決定が左右されるとかいった指摘は当たらないと考えている。こうした懸念を招くことがないように丁寧な説明を行っていく」と述べた。