ホルムズ海峡周辺の緊張が続く中、IMO(国際海事機関)は24日、ペルシャ湾で約7週間足止めされた船員の音声を公開しました。
船員は一等航海士で、イランをめぐる軍事衝突が始まったあと、「船舶は入出港してはならない」との無線を受け、状況が一変したと語っています。
船員:
まるで地獄のようでした。完全な混乱状態でした。夜、空ではミサイルが迎撃されるのが見えました。
船員は、精神面での負担も大きく、多くの乗組員が眠れないほどのストレスを抱えていたと訴えました。
また、いつ次の港に入れるか分からなかったため、食料や水を配給制にしたとしています。
IMOによりますと、中東情勢が悪化して以降、ペルシャ湾とホルムズ海峡周辺で船舶への攻撃が29件確認され、少なくとも10人の船員が死亡しました。
また、現在も約1600隻の船舶に乗る2万人ほどの船員が湾内にとどまっているとしています。