高市政権への高い支持を追い風に県内では自民党が全ての小選挙区で議席を独占した今回の衆議院選挙。熾烈な争いが繰り広げられた3・4・5区を振り返ります。

■広島3区

【自民・前 石橋林太郎氏】
「やっと石橋林太郎という票を預かって、広島3区からついに自民党の議席を取り戻し、国政に送り出してもらえてこんなに嬉しいことはない」

喜びを爆発させたのは、自民党現職の石橋林太郎さん。
河井克行元法務大臣らによる大規模買収事件を受け、過去2回は公明党に選挙区を譲っていましたが、自公連立政権の解消で小選挙区からの悲願の初挑戦となりました。
公明党の支持票が見込めない中でも高市政権が掲げる「責任ある積極財政」の必要性を訴え、3度目の当選を果たしました。

【自民・前・石橋林太郎氏】
「責任ある積極財政に基づいた経済の再生しっかりと成長する日本の経済を作っていく。皆さまに私が約束をした政策を自民党として責任をもって進めていく。そのことに力を尽くしていきたい」

一方、中道改革連合・前職の東克哉さんは、斉藤鉄夫共同代表や公明党の地方議員の支援を受けましたが、議席を守り抜くことができませんでした。

【中道・前 東克哉氏】
「全ては私の力不足。高市人気に対抗できる力がなかった。高市旋風はメディアを通じて耳にしていたが、まさかここまでという印象。訴えても届かないというの事実なのでしっかり受け止めなければいけない」

■広島4区

広島4区では自民党・前職の新谷正義さんが維新・前職と国民・新人との三つ巴の戦いを制し、6度目の当選を決めました。
選挙戦では長年の与党としての組織戦を展開。
大票田の東広島市や呉市が含まれる広い選挙区で支持拡大を進めました。

【自民・前 新谷正義氏】
「本当に厳しい選挙戦でありました。この1票1票の重みを忘れることなくみなさまのお声を国政届ける窓口として、またわたくしはしっかりと働いてまいりたいとそのように思っております」

選挙から一夜明け9日朝、街頭に立ったのは、国民民主党・新人の鍋島勢理さん。
追い上げも及ばず初挑戦の国政選挙で敗れましたが、比例で当選しました。

【国民・新 鍋島勢理氏】
「託してくださった方がたくさんいらっしゃる、その結果として比例で復活させていただいたということがありますので、責任を重く受け止めておりますし、しっかりと仕事してまいりたいと思っています」

4区を前回制した日本維新の会・前職の空本誠喜さんは与党対決で苦しい展開を強いられ議席を失いました。

【維新・前 空本誠喜氏】
「草の根で戦いました。情報発信力の弱さにもついても反省し、支援者の皆様から様々な叱咤激励をいただいていきたいと思っています」

■広島5区

【自民・新 山本深氏】
「3週間前に話を受けたとき、とてもとても勝ち目はないという状態で始まりました。最後、こうして結果を残すことができた、それも皆さまのおかげであります。
本当にありがとうございます」

公示直前に白羽の矢が立ち政治未経験ながら広島5区から出馬した山本深さん。
知名度アップのために県内各地を奔走。”高市人気”の追い風も受け、見事、初当選を果たしました。

これまで野党議席を死守してきた中道・前職の佐藤公治さんは、この選挙区で絶大な影響力をもつ亀井静香氏の後ろ盾を受けましたが、議席を守り抜くことができず

【中道・前 佐藤公治さん】
「大変厳しい戦いですべてが私の懐の致すところ、多々反省ありで皆さんに申し訳なく、応援してくださった方々には感謝しかございません」

―夜明けた9日朝―

【有権者】
「やっと勝ってくれましたね。お願いしますよ」

尾道駅前では山本さんが道行く人や車に手を振り、これまで支援への感謝を伝えまました。
そして初の国政へ改めて抱負を語りました。

【自民・新 山本深さん】
「農業など一次産業をしっかりと支えなければいけない。それを支えるインフラも、テコ入れしていかなければいけない。中小企業対策もしっかりやっていかないといけない」

テレビ新広島
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