「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から23年前の2003年2月8日、東京で開かれたオークションで、ゴッホの絵を広島県の小さな村にある美術館が落札し全国的な話題になりました。
ゴッホの油絵「農婦」は当初「作者不詳」の作品としてオークションに出品される予定で最低落札予想価格は1、2万円でした。
しかし、直前に、ゴッホが描いた本物とわかったことから値段はどんどん吊り上がり、結局、当時の吉和村にあったウッドワン美術館の中本利男館長が6千6百万円で落札しました。
【ウッドワン美術館・中本利男館長(当時)】
「それが相場なんじゃないでしょうか。この不況下の中でも」
中本館長は、この3年前にも岸田劉生の「麗子像」を3億6千万円で落札して話題になっていました。
そして4月、関係者や地元の子どもたちがテープカットをしてゴッホの絵の一般公開を祝いました。
人口900人に満たない吉和村はこの2週間前に廿日市市と合併。
新たなスタートを切った吉和地区をゴッホの絵も祝っているようでした。