盛岡市動物公園の園長が2月6日に岩手県盛岡地域の市や町の議員を対象に講演し、クマと人とのすみ分けに取り組む重要性について語りました。
盛岡市動物公園ZOOMO 辻本恒徳園長
「平気で人の前を歩くようなクマたちが町の中を闊歩していると考えている」
この研修会は盛岡市議で構成される盛岡市市政調査会が毎年開いているもので、6日は8つの市と町の議員ら約130人が出席しました。
講師を務めたのは盛岡市動物公園ZOOMOの園長で、2025年県内で吹き矢によるクマの捕獲を一手に引き受けてきた辻本恒徳さんです。
辻本園長は2025年県内でのクマの出没が過去最多だった一方で、街中での人身被害が少なかったことについて、自治体職員などによるパトロールや注意喚起に効果があったと語りました。
その上で草刈りや電気柵の設置、それに住民への情報提供などを通して、人とクマとのすみ分けを図り共存していくことが重要と述べました。
盛岡市市政調査会 遠藤政幸会長
「自治体ごとに合った対策も含めて、春先から対策が講じられていくと期待している」
参加者はクマへの正しい向き合い方について考えを深めていました。