岩手県の文化財保護審議会が2月6日に開かれ、盛岡市の中津川にかかる橋の装飾物「青銅擬宝珠」と花巻市の「大迫あんどんまつり」が新たに県の文化財に指定されることになりました。
県の有形文化財に指定されることになった盛岡市の中津川橋梁青銅擬宝珠は、現在「上の橋」と「下の橋」にあわせて36個取り付けられているもので、このうち15個には400年以上前にあたる慶長14年、慶長16年との刻銘が残されています。
初代盛岡藩主の南部信直らが進めた城下町建設の際に取り付けられたもので、その希少性や歴史的な意義が評価されました。
また無形民俗文化財に指定される花巻市の大迫あんどんまつりは、歌舞伎や昔話などを題材につくられたあんどん山車が町を練り歩くお盆の伝統行事で、地域性が表れていることなどが評価されました。
天明・天保の飢饉で亡くなった人を供養するために始まったとされ、地元では参加する地域の範囲を広げるなど、継承への努力が続けられています。
この2件を含めると県の指定文化財の数は413件となります。