SNSを介して嘘の投資話などを持ち掛ける「SNS型投資・ロマンス詐欺」と警察官などを装って接触してくる「特殊詐欺」。この2つの詐欺について県警が去年1年間に県内で把握した被害額は、合わせて14億円余りと過去最悪となったことが分かりました。
       
県警が去年1年間に把握した詐欺被害は、県内の金融機関や大手通信会社などでつくる詐欺撲滅ネットワーク会議で示されました。
 
このうち、SNSで知り合った相手に嘘の投資話などを持ちかけて金をだまし取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」は被害件数が65件、被害額は約9億6000万円に上りました。
  
また、特殊詐欺の被害は82件、約4億8000万円で、警察官などをかたる人物が偽の事件に関連して金品を要求する手口が目立ちました。
  
これら2つの詐欺を合わせた被害件数は147件、被害額は14億4000万円で、県警が統計を取り始めて以来、過去最悪となりました。
  
6日の会議で、被害が後を絶たない理由について県警の担当者は「犯罪グループが巧妙な手口を次々と考え出す」ことを指摘しました。
  
その上で具体的な被害防止策として、それぞれの顧客に「もうけ話」を信じないことや、警察官は金の振り込みを絶対に要求しないことなどを呼び掛けるとともに、多額の振り込みをする顧客への声掛けや、詐欺被害のきっかけとなる国際電話の着信を規制するアプリの導入を進めることを求めました。      

福井テレビ
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