今月2日、広島市中心部の地下道で自転車同士が出会い頭に衝突し、高齢の男性が重体となった事故をうけ警察や道路管理者などが現地検討会を開きました。

この事故は、今月2日午後、広島市中区基町にある国道交差点地下道で、自転車同士が出合い頭に衝突し、90歳の男性が転倒して頭を打ち、意識不明の重体となったものです。

6日、現地では警察や道路管理者など9人が参加し、再発防止策を話し合いました。
出席者からは事故の発生場所が十字路の中心にありやや急な下り坂でスピードが出やすいことや、安全確認のためのミラーが見えにくいといった指摘が出されました。

県警によりますと、この地下道では、2021年からの5年間で自転車が絡む事故が20件発生しています。

【広島中央警察署交通第一課・小川拓也課長】
「まずはスピードを必ず落として通行していただく。交差点付近では徐行、もしくは一旦停止をして安全確認をしていただきたい」

県警は今後、現場での定期的な交通指導を行うことを検討しています。

■地下道の「死角」

今回の事故現場を詳しく見てみましょう。
周りには広島城や体育館、サッカースタジアムのある国道交差点の地下道です。

この度の衝突事故で90歳の男性が、自転車で通った道です。
道幅は2.5mほど。
「下り坂」になっているのがわかります。

下りの勾配を数字で表すと「4.6%」です。
「5%」くらいから「急な勾配」と呼ばれますので、この道路は「やや急な下り坂」だったと言えます。

現場には、通路の安全を確認するためのミラーはありますが、6日の検討会では「見えにくい」といった指摘もあがり、抜本的な対策も必要となりそうです。

警察によりますと自転車同士の事故は「出合い頭の事故」が最も多いということで、スピードを落とすといった安全運転意識と共に、やはりヘルメットの着用が身体を守る行動になるということです。

テレビ新広島
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