異例の短期決戦となった衆院選も終盤を迎えている。宮崎3区では自民前職に参政新人が挑む。テレビ宮崎が行った情勢調査では、宮崎3区は、自民党の古川禎久候補が優位に立ち、参政党の高瀬大介候補は支持の広がりは見られない。

宮崎3区には2人が立候補

衆議院選挙の宮崎3区には、届け出順に参政党・新人の高瀬大介(たかせ・だいすけ)候補と、9期目を目指す自民党・前職の古川禎久(ふるかわ・よしひさ)候補の2人が立候補している。

参政・高瀬候補 公約の柱は「教育改革」

国政選挙に初めて挑む、参政党・新人の高瀬大介候補。

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今回の選挙を「古い政治体制を変えるための戦い」と位置づけている。

参政 高瀬大介候補:
私ができる限りのことを12日間しっかり尽くして、皆さんに「参政党に投票できる」ということを喜んでいただきたい。

高瀬候補は選挙区を回りながらSNSでもその様子を発信。比例票の掘り起こしや、非自民、無党派層の取り込みを狙う。

参政 高瀬候補:
みなさんに参政党を知らせる、それが私の今回の役割ですし、参政党を見てほしいと思っています。

公約の柱は「教育の改革」 偏差値が重視され、数が多い大学など、現代社会の多くの問題は、教育に起因していると主張している。

参政 高瀬候補:
教育・国防・食、財源などのお金の問題や家計が厳しいなどたくさん問題あると思うが、一番最たるものは教育に問題があると考えている。

消費税については、「段階的な廃止」を掲げている。

参政 高瀬候補:
積極財政の国債を発行して、国債の発行をすれば、我々はそれで国を運営できる、そこをチャレンジしていくことが大事だと思っている。古い政治を改めて、新しい政治を行いましょう。皆さま政治を考えてください。

今回、全国で190人の候補者を擁立した参政党。高瀬候補は、国民目線の「新しい政治」を訴え続ける。

自民・古川候補「物価高への対応を」

自民党の前職、古川禎久候補。

多くの企業・団体から推薦を取り付け、盤石の組織力で9期目をめざす戦いに臨んでいる。

自民 古川禎久候補:
今、政治が最優先で取り組むべきは、物価高への対応です。

古川候補は個人演説会を重ねる中で、有権者の厳しい生活実態に触れ、政治の責任を重く受け止めているという。

自民 古川候補:
やっぱり生活が苦しい事業も苦しい。それに対して、政治がきちんと答えられていないという、そういうことを感じます。

古川候補は、物価高対策としては負担を直接的に軽減する「給付付き税額控除」を強調する。

自民 古川候補:
生活者にとっても、なかなか収入が増えない。けれども物価がどんどん上がっていくという中で、生活が苦しい。給付付き税額控除の導入を急がなければなりません。

また、先行きが不透明な時代だからこそ、地域で支え合う「温かい社会」の実現が大事だと訴える。

自民 古川候補:
この分断・対立、世の中がやっぱり生活が苦しいということもあって、いろんな不公平感だとか、いろんな思いがあると思います。やっぱりこの難しい時代だけど、みんなで助け合って生きていくと、そういう政治をしたいと思います。

古川候補は、大臣経験をはじめ党の中枢で培った経験と、これまでの選挙で作り上げた組織力を最大限に生かし、自らが掲げる「責任を果たす政治」の継続を強く訴えます。

真冬の超短期決戦となった第51回衆議院選挙は2月8日に投票が行われ、即日開票される。

テレビ宮崎の情勢調査は1月31日と2月1日の2日間、県内3つの小選挙区それぞれ500人あまりの有権者に対し、固定電話と携帯電話による調査を行った。

テレビ宮崎
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