1月27日、衆議院議員選挙が公示された。多党化が進み政党の枠組みが変わる中で、12日間の選挙戦がスタートした。今回の衆院選は26年続いた自民党と公明党の連立が解消され、政権の枠組みが変化する中で、高市政権継続の是非や、消費税減税のあり方などの物価高対策、安全保障政策などが争点となっている。

宮崎県の小選挙区は宮崎1区、宮崎2区、宮崎3区の3つ。27日、候補者たちは各地で出陣式を行い、支持者の前で熱のこもった第一声をあげた。物価高や緊迫する国際情勢など様々な課題があるなか、どの候補者の言葉が私たちの不安や期待と重なり、多くの有権者の心をつかむのだろうか。真冬の政治決戦が始まった。
宮崎1区
宮崎市、国富町、綾町の宮崎1区。有権者数は、約34万8000人。

宮崎1区には、4人が立候補した。中道の前職に自民の元職と維新、参政の新人が挑む。

維新・新人 横田朋大候補:
この日本、山積する課題、厳しくなる安全保障環境。議論するだけの国会、決めずに先送りする国会を変えていくんだ、その思いで老舗である自由民主党と若手である日本維新の会がお互いのいいところ、そしてお互いの足らざるところを補い合って、この日本を前に進めていく。このふるさと生目から、そして宮崎から日本の新しい夜明けを起こしていきたい。その気持ちで走りぬいて参ります。

参政・新人 滋井邦晃候補:
この選挙で私がテーマにしている事。それは1人でも多くの宮崎県民、その皆様にIamJapan。1人1人私達自身が日本なんだといった思いを感じて頂ける事。それがこの選挙で、しっかりと国政に手を届かせる、1番大きなテーマになって来ると感じています。それこそが、この宮崎が変わり、そして日本全国が変わり、日本が世界を変えて行く、そういったリーダーシップをとっていく、強い、優しい、そんな国に変えて行く、第一歩だと思っています。

自民・元職 武井俊輔候補:
今回の選挙はまさに高市政権を続けるか、そうでない政治勢力に政権を任せるのか、これを国民の皆様に判断いただくこの一点であります。高市政権を続けていく、そのための役割をこの宮崎第1区で担わせていただきたい。しかし、今私自身のことも振り返ってみますと、昨年の落選以来いろいろなことがある中で悩んだ時期もありました。あのとき選んでよかったと、あのとき(武井候補を)選んだから、今回の台風も大丈夫だったね、南海トラフのときも被害が最小限に済んだね、必ず思っていただけるように宮崎のために全力を尽くして参ります。

中道・前職 渡辺創候補:
一つは暮らし、極めて大事だと思っている。物価高が続いている。今、国民の皆さんを守るためには、皆さんの生活に直結する食料品については、恒久的な消費税ゼロを、まず考える必要があるというところに至った。もう一つ大事なことは、平和な国家であり続けるということだ。仮に、集団的自衛権の行使が憲法上可能だという解釈が、多くの国民の理解であったとしても、大事なことは、安易に集団的自衛権の行使に至ることのないような政府をつくることだ。もう一度、皆さんの暮らしを、皆さんの生き方を、人生を、政治の真ん中に持っていく。
宮崎2区
宮崎2区には、延岡市、日向市、西都市をはじめ山間部の町村を含む16の市町村がある。有権者数は、約25万7000人。

宮崎2区には、前回と同じ3人が立候補した。自民前職と、国民前職(九州比例)が3度目の対決。それに共産の新人が挑む構図だ。

共産・新人 白江好友候補:
こんな短期決戦では、国民の皆さんが時間をとって、政治について考える余裕が、時間が足りません。高市首相、民主主義を軽んじていると批判しなければならないと思います。大企業への優遇税制11兆円を見直す。消費税は廃止を目指して、まず一律に5パーセントに減税、インボイスは廃止、実現させてまいりましょう。中国が不安だという方いらっしゃるとおもいますけども、軍事費を増やし続けるわけにはいかないんですから、憲法9条に基づく平和外交、どうぞ私、白江好友に、日本共産党にやらせてください。お願い致します。

自民・前職 江藤拓候補:
幾度も選挙を戦ってまいりました。しかし今回は、私が昨年、本当に軽率な発言をして、国民の皆様方に不快な思いをさせ、県民の方々にも多大のご迷惑をおかけしてしまいました。そのことがこの選挙を厳しくしている。高市総理を全力で支えて、国民一人一人が「豊かになった」「日本はいい国になった」「世界に誇れる日本になった」と言っていただけるように、全力を尽くして働いてまいりますので、どうぞみなさまよろしく、よろしくお願い申し上げます。

国民・前職(九州比例) 長友慎治候補:
今回の衆議院選挙も国会の冒頭解散で準備に十分な時間がありませんけども、私たちの仲間が安心して私がきょう出陣できるように舞台を整えていただきました。その思いを次こそ選挙区での勝利に結びつけたい。そして、この宮崎2区の代表として存分に皆さまに恩返しができるように12日間、皆さまとともに戦ってまいります。どうか皆さま、最後の最後まで長友慎治を選挙区での勝利に導いていただきますことを心からお願いを申し上げまして、私の出陣の第一声とさせていただきます。
宮崎3区
宮崎3区の有権者数は、約26万2000人。このうちの半数は都城市だ。

宮崎3区は、前職のみが立候補を表明し、無投票の可能性もささやかれたが、公示直前に参政の新人が立候補を表明し、一転、一騎打ちの選挙戦となった。

参政・新人 高瀬大介候補:
私にできることはすべてやりつくしたいという強い思いを持っています。うれしい限りです。ここにいられるということが本当にうれしい。まずは、それを皆さんにお伝えしたいと思います。この宮崎の都城の地で声を上げることができるということを強い縁を感じて、皆様に会うためにここに来たという思いを持って、私ができる限りのことを12日間しっかり尽くして、そして宮崎の3区に、参政党に投票できるということを喜んでいただきたいと思って、ここに決意表明とさせていただきたいと思います。

自民・前職 古川禎久候補:
今、政治が最優先で取り組むべきは物価高への対応です。生活者にとっても、なかなか収入が増えない、けれども物価がどんどん上がっていくという中で、生活が苦しい。給付付き税額控除の導入を急がなければなりません。物価高対策で一番大切なのは円安をなんとかすることなんです。日本の政治家の仕事は平和を作ることです。東アジアに平和を作ることが日本の国益です。正しい方向に日本国が進んでいけるように力を尽くしたいと思います。
県内の有権者数は1月26日時点で86万8406人。
投開票日は2月8日。期日前投票は、1月28日から2月7日まで行われる。
(テレビ宮崎)