サッカーJ2・テゲバジャーロ宮崎は「J2・J3百年構想リーグ」開幕戦に向け、最終調整を行っている。今シーズンからキャプテンを務めるチーム最年長の下川陽太選手は、「毎試合全力で勝ちだけを目指してやっていくチームにしたい」と力強く語った。エースの負傷離脱という困難に直面しながらも、新加入のストライカー土信田悠生選手らを中心に攻撃に磨きをかけ、得点力向上に注力。チーム一丸となり、開幕戦勝利を目指す。

 新キャプテンに下川陽太選手

今シーズンからキャプテンに就任したのは、チーム最年長の30歳、下川陽太選手。

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正確なクロスが持ち味で、昨シーズンは左サイドバックとしてキャリアハイとなる7アシストを記録した。大熊裕司監督は、「J2での豊富なプレー経験をチームに還元してほしい」と、下川選手をキャプテンに抜てき。若手が多いテゲバジャーロにおいて、ピッチ内外での精神的支柱としての役割も期待されている。

下川陽太新キャプテン:
毎試合、勝ちだけを目指してやっていくチームにしたい。気負わず、ありのままの自分で、ピッチ内外で自分なりに全力で引っ張っていけたら。

 エース橋本が離脱も…新戦力に期待

テゲバジャーロは開幕に向けて、J1との練習試合や綾町でのキャンプで共同生活を行いながら結束力を高めてきた。下川選手は、得点力向上のため「どういう攻撃をしていくか戦術のところを重点的に行った」と明かした。

しかし、1月、チームに大きな打撃となる出来事が発生した。エースの橋本啓吾選手が右足のすねを骨折し、長期離脱を余儀なくされたのだ。今後、手術やリハビリを経て復帰まで数か月かかる見込みだ。

エースが抜けたなか、チームの攻撃サッカーに弾みをつける鍵を握るのが、新加入のストライカー土信田悠生選手。J3のツエーゲン金沢から加入し、昨シーズンは12ゴールをあげ、J3の得点ランキングで橋本選手に次ぐ2位という結果を残している。練習試合でもゴールを決めるなど、好調を維持している。

土信田悠生選手:
自分がやるぞという気持ち。点をとるべき選手がとらないとチームも勝てないと思うので、自分が点をとれるように頑張りたい。

 下川選手と土信田選手が連携強化

練習中、下川選手が土信田選手に声をかけ、攻撃につなげる動き方やパスを出す位置をすり合わせる場面も見られた。

土信田選手は「吸収できるところは吸収してうまくなって強くならないといけないので、たくさん勉強させてもらっている。素晴らしいクロスが入ってくるのでシモくん(下川選手)のクロスに合わせられるように頑張りたい」と、連携強化への期待を語った。

下川選手も「サイド攻撃は変わらず、僕たちの生命線。僕たちの見せどころなので質の高い攻撃を繰り出していきたい」と、自身の得意なプレーでチームを牽引する決意を示した。

 質の高い攻撃で開幕戦へ

攻撃のかたちを何度も確認し、得点力に磨きをかけてきたテゲバジャーロ。つかんだ手応えを胸に、今シーズンの開幕戦に臨む。

下川陽太新キャプテン:
狙いどおりにゴールまでいけるようなプレーが数多くあった。すごくわくわくしている。昨シーズンと比較して強化されたテゲバを見せられるのではないかと考えている。

「J2・J3百年構想リーグ」は6月まで行われ、各クラブが東西のグループに分かれて戦う。テゲバジャーロは西のグループ“WEST-B”に所属する。初戦は2月8日、アウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。今シーズンに勢いをもたらす開幕戦での勝利に期待が高まる。

<WEST-Bの10チーム>
J2:テゲバジャーロ宮崎、サガン鳥栖、大分トリニータ
J3:レイラック滋賀FC、ガイナーレ鳥取、レノファ山口FC、ギラヴァンツ北九州、ロアッソ熊本、鹿児島ユナイテッドFC、FC琉球

(テレビ宮崎)

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