富山市公設地方卸売市場の再整備事業が大きく進展する。大和ハウス工業は、6日に市場関連施設「にぎわい施設」の建設工事を着工すると発表した。再整備事業は「にぎわい施設」の今年8月末の竣工で全棟が完成となり、秋には全施設の開業が予定されている。

イメージ:「にぎわい施設」(大和ハウス工業提供)
イメージ:「にぎわい施設」(大和ハウス工業提供)
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昭和レトロの空間で新鮮な地元食材を提供

大和ハウス工業が手がける「にぎわい施設」は、飲食店と物販店の複合商業施設として整備される。延床面積約1,630㎡(493.35坪)の施設内には、最大18店舗が入居できる区画が設けられる。

イメージ:「にぎわい施設」(大和ハウス工業提供)
イメージ:「にぎわい施設」(大和ハウス工業提供)

公設市場関係者による新鮮な生鮮食品や加工品を販売する物販店のほか、地元の食材を使った海鮮丼や定食、ラーメンなどを提供する飲食店が誘致される予定だ。建物内部は「昭和レトロのまちなみ」をデザインコンセプトとし、来場客が目でも楽しめる空間にするという。

日本初のスキームで市場施設を再整備

現在の市場施設(大和ハウス工業提供)
現在の市場施設(大和ハウス工業提供)

再整備事業は1973年5月に開設された富山市公設地方卸売市場の老朽化や取扱数量の減少に対応するため、PPP手法を活用した市場施設の建て替えで、大和ハウス工業を代表企業とした「新とやまいちば創生プロジェクトチーム」が開発を進めている。

富山市の財政負担を軽減するため、市有地を大和ハウス工業が32年間借り上げ、市場施設を建設して市に貸し出すという日本初のスキームが採用されている。

現在建設中の商業施設と「にぎわい施設」の完成イメージ(大和ハウス工業提供)
現在建設中の商業施設と「にぎわい施設」の完成イメージ(大和ハウス工業提供)

これまでに「青果棟」「関連店舗・事務所棟」「水産棟」「空箱再生施設棟」が竣工し、今回の「にぎわい施設」の着工により、ゼビオ・ヤマダデンキ・ドラッグトップス・平和堂の竣工と同時期である2026年8月に全施設が竣工する見込みだ。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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