2月8日、投開票の衆院選。長野1区は中道の前職に、自民の元職と維新の新人が挑む三つ巴の構図で、豪雪地も回りながら政策を訴えています。
■長野1区 3人が立候補
長野1区に立候補したのは、届け出順に日本維新の会・新人の若狭清史さん(45)、中道改革連合・前職の篠原孝さん(77)、自民党・元職の若林健太さん(62)の3人です。
■維新・若狭清史候補の訴え
維新・新 若狭清史候補:
「寒いんですけど、これ(タスキ)つければ一気に温かくなると思います」
日本維新の会・新人の若狭清史さん(45)。
2024年の前回選に続く2回目の挑戦です。
維新・新 若狭清史候補:
「今回、日本維新の会が与党に入ったことによって政治家が覚悟を示す、議員定数削減、これも法案に盛り込まれました。今までではあり得なかったことです」
与党として臨む選挙戦。議員定数の削減など自民党との連立後の成果を強調しつつ、消費税の減税や地方分権の推進なども訴えています。
維新・新 若狭清史候補:
「若狭清史、皆さま方にまずは名前を覚えていただきたく」
「知名度不足」の払しょくに向け、遊説や街頭演説に力を入れていますが、真冬の選挙戦には難しさも感じています。
維新・新 若狭清史候補:
「(雪や寒さで)人が本来いるところにいませんから、僕らみたいに顔見てもらってなんぼの新人は、やっぱり大変な戦いです」
雪道では自ら「布製チェーン」を装着。
維新・新 若狭清史候補:
「フットワーク軽く、やります」
2月2日は、藤田文武共同代表が応援に入りました。
維新・藤田文武共同代表:
「同じ年で、非常に仲良くさせていただいていまして、いろいろなところにパイプがあって実務がよくわかる即戦力の人材です」
若さとフットワークを生かし、最終盤まで選挙区を駆け抜けます。
維新・新 若狭清史候補:
「軽快なフットワークで飛び回りますし、しがらみも一切ありません。そこの部分を皆さまに訴えて、結果責任を負う政治、やれることを伝えて、できなければやめる、この覚悟を見ていただく。そういった戦い方をして元気いっぱいがんばります」
■中道・篠原孝候補の訴え
中道・前 篠原孝候補:
「日本の政治の中にぽっかりあいた穴があります。困っている人に手を差し伸べる、目を向ける、これが大事なんじゃないかと」
9回目の当選を目指す、中道改革連合・前職の篠原孝さん(77)。
豪雪地を回ったこの日は、長靴をはいていました。
中道・前 篠原孝候補:
「(解散は)とんでもないですね、こういう実情を知らないね。人のことなんて全然考えてないです、雪国を」
有権者の安全も考慮し、屋内での「ミニ集会」の回数を増やして政策を訴えています。
中道・前 篠原孝候補:
「(高市総理は)『政治とカネ』なんてのは触れたことないですよ。逃げて、逃げて、逃げて…隠して、隠して、隠して…とぼけて、とぼけて、とぼけまくって…うそこきですね。これの1点だけでも高市早苗には強烈なNOを突きつけるべきだ」
政治とカネの問題に対する高市政権の姿勢などを徹底的に批判しつつ、円高に誘導する政策の実行や、材木の地産地消促進による地域振興策の強化なども訴えています。
出陣式には新党を結成した公明党の県議会議員も激励にかけつけました。
中道・前 篠原孝候補:
「握手したら『公明党です』という人がいっぱいいました。その点では『やってやらなくちゃ』という気持ちを持っていただいているんじゃないか」
77歳になるベテラン。今回の選挙を「最後の戦い」と捉え、最後まで駆け抜けます。
中道・前 篠原孝候補:
「若林健太さんと若狭清史さんとも戦いますけど、背後にある背後霊の高市早苗さんをぶっ飛ばしたいと思って戦おうと思う。戦って、戦って、戦い抜くと」
■自民・若林健太候補の訴え
自民党・元職の若林健太さん(62)。
前回は、自身の政治資金問題で厳しい逆風も吹き、議席を失っていて、議席の奪還を目指します。
自民・元 若林健太候補:
「長期で見ればこの物価高は、日本の経済をさらに発展させるための大きなきっかけになっていく。そのための将来に向けた積極的な投資を高市はやりたいと思っている」
「高市 高市 高市」
演説では、高市総理の名前を多用。過去の総裁選で推薦人を務めるなど、距離の近さをアピールしていて、選挙カーにも高市総理の顔を掲示しています。
2月2日は、若林さんの応援に高市総理が駆けつけました。
高市早苗総理:
「健太は私の弟のような存在でございます。とにかく、若林健太と一緒にチャレンジさせてください。挑戦しない国に未来なんてありません」
自民・元 若林健太候補:
「(高市総理は)『同志』ですかね。覚悟を持って命がけで取り組もうとするその姿は本当に立派だと思うし、心底しっかりと支えてまいりたい」
選挙戦では、物価上昇を上回る賃金上昇の実現や、国土強靭化による災害に強い地域づくりなども訴えています。
豪雪地では、屋内の個人演説会を増やすなどして活動しています。
自民・元 若林健太候補:
「今、この地域に活力の息吹を吹き込むことができるのは、私しかいないんです」
「高市人気」を追い風に残りの期間も駆け抜けます。
自民・元 若林健太候補:
「『日本列島を強く、豊かに』それを実現するための責任ある積極財政のあり方を訴えて、最後までしっかり駆け抜けてまいりたい」