2024年9月、三川町の住宅に侵入し、その家にいた女性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判の判決。山形地方裁判所は、この男に懲役17年の実刑判決を言い渡した。

殺人や住居侵入など6つの罪に問われているのは、三川町の無職・石川一馬被告(29)。

起訴状などによると、石川被告は2024年9月、三川町の当時90歳の女性の住宅に侵入し、女性を足で踏みつけたり首を絞めたりするなどして殺害した罪などに問われている。

これまでの裁判で石川被告と弁護側は、「仕事仲間と酒を飲んでいてわからないし覚えていない」と否認。
「当時、酒を飲んでいて心神耗弱だった」として、減刑や免責を主張していた。

一方、検察側は、「家の中に土足で入るなど、目的は金品を盗むこと以外考えられない」「殺意があったのは明らか」として、懲役18年を求刑していた。

4日、山形地方裁判所で開かれた判決公判で、佐々木公裁判長は「被告は金品を盗む目的で被害者の自宅に侵入した」と、被告が住宅に侵入した動機を“金品目的”と認定。

その上で、「自らの行為により被害者が死亡した事実について、被告の受け止めは不十分であり内省が深まっていない。更生につながり得る事情は乏しいと言わざるを得ない」として、懲役18年の求刑に対し懲役17年の実刑判決を言い渡した。

弁護側は控訴について、本人・家族などと相談した上で決めたいとしている。

さくらんぼテレビ
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