秋田県にかほ市の小正月行事「掛魚まつり」が4日行われ、参加した漁師たちがタラを奉納して海の安全を祈りました。
立川愛梨アナウンサー:
「にかほ市の金浦漁港です。丸々とした太いタラが並んでいます。タラの標準の重さは10キロということですが、並べられている中で1番大きいタラは重さが17キロあります」
掛魚まつりは、にかほ市金浦地区に350年以上前から伝わる小正月行事です。
漁師や地元の中学生が2人一組でタラを担ぎ、海沿いから金浦山神社までの約2キロの道のりを練り歩きます。
例年このまつりでは、県内で水揚げされたタラを奉納します。しかし、2026年は悪天候などの影響で漁に出られない日が多く、奉納された13匹のタラは青森から取り寄せました。
地元の子どもたちによる神楽が行われた後、タラが次々と奉納され、参加者たちは今年1年の豊漁と海の安全を祈りました。
漁師・佐藤栄治郎さん:
「去年12月ぐらいから漁業は明るいニュースがないので、これから明るいニュースを提供できるよう頑張っていきたい。年々祭りを盛り上げていきたい」
境内の近くではタラ汁も振る舞われ、訪れた人たちは、冷えた体を温めながら旬の味を堪能していました。
タラ汁を味わった人は「タラのだしが効いていて、すごくおいしい。体が温まる」と話していました。
漁師たちは豊漁を祈りながら5日、今年2回目となる漁に出る予定です。