岩手県は1月26日、奥州保健所管内の教育・保育施設で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。園児14人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているということです。
県によりますと、1月23日に奥州保健所管内の教育・保育施設(園児44人・職員38人)から、複数の園児に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、1月18日から22日にかけて、園児14人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。
症状のある人は回復傾向にあるということです。
医療機関で実施した糞便検査の結果、症状のある2人からノロウイルスを検出しました。
保健所の調査では、施設の食事を原因とする食中毒の可能性は低いと判断し、手洗いや消毒方法などの予防対策を指導を行いました。
県内では2025年度、1月26日までにノロウイルスやロタウイルスなどによる感染性胃腸炎の集団発生が56件報告されています。これは前年同期の38件を上回っています。
県は感染対策として、用便後や調理前、食事前の石けんでの十分な手洗い、食品の十分な加熱調理(85~90℃・90秒間以上)、嘔吐をした場合は部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけています。
※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町