半導体産業と地域との関わりについて考えるシンポジウムが岩手県盛岡市で開かれ、生産拠点としての存在感をさらに高めるため、行政と企業の連携が重要だとの意見が出されました。
シンポジウムには企業や自治体の関係者など約110人が参加しました。
1月26日は東北経済産業局の井元尚充情報政策・半導体戦略室長が登壇し、世界的に需要が高まる半導体産業について、大規模な工場が集まる岩手は日本の重要な拠点の一つだと強調しました。
東北経済産業局情報政策・半導体戦略室 井元尚充室長
「岩手が中心になって国を支えている。誇りに思っていただきたい」
一方で拠点としての存在感をさらに高めるためには、子育てしやすい環境の整備など岩手で働きたくなるまちづくりが課題だとし、行政と企業が連携した取り組みが重要と述べました。
キオクシア岩手 柴山耕一郎社長
「岩手県はすごいポテンシャルがある」
また北上市の半導体メーカー・キオクシア岩手の柴山耕一郎社長も講演し、今後もAIの普及で半導体メモリーの需要は拡大するとして、2029年をめどに岩手での生産規模を大幅に拡大させたいと語りました。
参加者は半導体産業と地域の関わりを強める重要性について認識を深めた様子でした。