石垣市議会は、尖閣諸島とその周辺海域の保全を目的に、島に上陸して環境調査を行うことを盛り込んだ条例案を賛成多数で可決しました。
23日に石垣市政の与党会派の議員が提出した条例案では、尖閣諸島とその周辺海域について、自然環境や動植物の生態などを調べるため島に上陸して調査研究を行うとしています。
箕底用一議員:
尖閣諸島は石垣市の行政区域、そして日本の固有の領土。これは紛れもない事実でありまして、これまでこの条例が石垣市に無かったことが、私はいかがなものかと
この条例案について、反対する議員からは高市総理大臣の台湾有事をめぐる発言で日中関係が悪化するなか、さらなる緊張を招くと懸念しました。
長浜信夫議員:
なぜ急ぐ条例案でもないし、この時期にこのような、悪化に追い打ちをかけるような条例の提案に至ったのか。全く理解できません
採決の結果、条例案は賛成多数で可決されました。
尖閣諸島をめぐって国は、政府関係者以外の上陸を認めていませんが、条例の可決を受けて市は今後、必要に応じて国に上陸の申請を行い調査の実現を目指したいとしています。