戦争終結に向けて行われていたロシアとウクライナ、アメリカによる高官級の3カ国協議が終了し、ウクライナのゼレンスキー大統領は「建設的だった」と評価しました。
ウクライナ侵攻の開始後初めてとなる高官による3カ国協議は24日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで、2日間の日程を終えました。
協議終了後、ゼレンスキー大統領はSNSを更新し「協議は建設的だった」との認識を示しました。
ゼレンスキー氏は、会合では戦争終結に向けた具体的な条件の枠組みが議論されたとした上で、安全の保証などを念頭に「アメリカの関与と監視の必要性が理解されたことを高く評価する」と述べました。
また、停戦の定義や、停戦監視にどの国が関わるかについても意見が交わされ、各国が持ち帰ったうえで、次回協議までに対応を調整することで一致しました。
両国の仲介を担うアメリカ政府の高官は24日、記者団に対し「ロシアとウクライナ双方が、2度と戦争が繰り返されないと確信できるようにするための措置について議論した」と協議を評価し、次回の協議を2月1日にアブダビで行うことで合意したと明らかにしました。
この高官は、プーチン大統領とゼレンスキー大統領による首脳会談の実現の可能性にも言及しましたが、「合意を最終的にまとめる前に議論すべき事項が残っている。具体的には領土問題などだ」と述べ、依然として両者の主張には隔たりがあることを示唆しました。