1月25日(日)放送のドキュメンタリードラマ・郷土の偉人シリーズは、日本統治時代の台湾で教育に当たった益城町出身の志賀 哲太郎にスポットを当てます。
志賀哲太郎のドキュメンタリー番組を制作する熊本のテレビ局の報道局員の目を通して、熊本地震からの復興を背景に現代を生きる人々の姿と志賀 哲太郎の『教育への思い』を描きます。
ドラマ部分の撮影は去年11月、6日間にわたって益城町などで行われました。
この日は、現代パートを撮影。竹財 輝之助さんと北原 里英さんが演じるテレビ局の報道スタッフが益城町の津森小学校を取材しているシーンです。
【出演する児童たち】
「よろしくお願いします!」
さすが、志賀 哲太郎が育った地元の子どもたち。礼儀正しいです。
(ドラマの撮影スタッフが説明する)
「ここからあっちに向かって帰っていくところを撮ります。あそこで取材しているカメラマンがいるから、『さよなら~』とか言って帰る」
児童「カメラ目線で?」
「カメラ目線しなくていい」
放課後、下校する場面の撮影を前に、ドラマのスタッフが出演する児童たちにどのように動いてもらいたいかを説明します。
しかし、竹財さんなどが扮するテレビ局の報道スタッフがいて、それを撮影するドラマのカメラスタッフがいて、さらにそれを密着取材する、このライブニュースのカメラスタッフもいる状態。見ている児童たちは不思議そうな様子です。
テスト、本番と同じ場面が繰り返し演じられます。
【撮影に協力した児童】
「上手に会話をしながら頑張りました」
「いい思い出をつくることができてよかったです」
この日は、熊本市中央区にある早川倉庫を借りて行われました。
撮影スタッフより前に美術スタッフが入り、古くからある倉庫を明治時代の台湾の商店に見えるよう、飾り込みをします。
そして、撮影、音声、照明、衣装などのスタッフが入り、準備を進めます。志賀哲太郎は熊本を離れて台湾に渡り、生活の糧を得るため、台北で日用雑貨や酒などの商店を始めました。
このシーンでは、後に生涯にわたって志賀 哲太郎を支える、島村ソデとの出会いが描かれます。
番組では4分に満たないシーンですが、撮影には、約4時間かかっていました。
この日は、熊本大学のキャンパスで撮影が行われました。
台湾文化協会の設立記念集会のシーン。志賀哲太郎の教え子が成長し、民族運動に目覚め、演説する場面です。
演説の聴衆を演じるのは、益城町役場の職員たちです。。
このうち、数人は付け髭(ひげ)をしてもらいます。
(ひげをつけた人)
「取れそう、大丈夫? 似合ってます?」
(ひげはしないんですか)
「私はしないです」
(演説のシーンがうまくいって拍手)
【志賀 哲太郎の教え子役 趙致傑さん】
「今回、ドラマ撮影に参加するのは初めてだったので、現場の雰囲気も併せて貴重な経験になりました」
(普段はどんなお仕事を?)
「エンジニアです、TSMC」
(木村家住宅)
こちらは、志賀哲太郎の幼少期を描くシーンです。
哲太郎の父親は、現在の益城町津森で鍛冶屋を営んでいて、一家は役人・中村 傳兵衛の屋敷の一角に住んでいました。傳兵衛は、利発な哲太郎を孫のようにかわいがり、読み書きを教えました。
教育者・志賀 哲太郎の原点となる場面です。
(NGが出ても気にしないようカメラマンが自分のせいにする)
(ドラマ撮影スタッフ)
{ランドセル、買った? ま買ってないの?」
撮影スタッフは子役の菊池 佳風くんに極めて優しく接します。
【中村 傳兵衛 役 浦 健二さん】
「大変よくできたと思います」
(ドラマを作るおじちゃんたちは優しかったですか?)
【菊池 佳風くん】
「ふつうだった」
TKU制作のドキュメンタリードラマ・郷土の偉人シリーズ『台湾・大甲の聖人 志賀 哲太郎 ~生徒たちの明日を照らして~』は、フジテレビ系九州7局で今月25日・日曜、午後4時5分放送です。
【菊池 佳風くんと浦上 健二さん】
「『志賀哲太郎』を見てください」