自民党の鈴木幹事長は21日、27日公示・2月8日投開票の日程を行われる衆議院総選挙に向け、報道機関の合同インタビューに応じた。党の選挙戦を取り仕切る立場である鈴木氏はこの中で、「政治の安定が著しく損なわれている状態。安定を取り戻す」と語り、特に高市政権の新しい政策について審判を受ける選挙になるとの見方を示した。
これまで自民党が主張してこなかった飲食料品の消費税2年間ゼロの検討加速を公約に盛り込んだことについて「方針転換」だと指摘されると、「政権の枠組みが変わった。(政策が変わるのは)不思議なことではない」と反論した。
インタビュー中、熱が入ったのは新たに結成された中道改革連合への批判だった。「選挙目当ての政党であることは間違いない」と指摘した上で、かつて存在した新進党や希望の党の流れを一部汲んでいることを引き合いに「なくなるかもしれない政党に日本の行く末を託せるのか」と批判した。
「中道」という政党名についても「自民党にも保守中道だと名乗っている人がいる。(中道改革連合は)私から見ればずいぶん左寄りな中道だなと思う」と話した。
また、公明党と連立を組んでいた時代を振り返り、「(公明党との調整で)わが党の主張をストレートに表に出せなかったことが、いくつかあった」と認め、今後は自民党本来の主張を打ち出すことで、昔からの支持層を取り戻せるのではないかとの見解を示した。