北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が工場の改修工事の式典に出席し、担当者の副首相を「無責任で無能」と糾弾して、その場で解任しました。
北朝鮮メディアによりますと、金総書記は19日、改修工事が終わった龍城(リョンソン)機械連合企業所で演説しました。
演説で金総書記は、工事の過程で60件以上の問題があったと指摘した上で、「無責任で無能な経済指導幹部のために人為的な混乱と経済的損失が生じた」として、機械工業分野を担当する楊勝虎(ヤン・スンホ)副首相に対し、「今の職責にふさわしくない」として解任を言い渡しました。
また、金総書記は「幹部の中の根深い無責任、保身主義と徹底的に決別しなければならない」とも指摘していて、近く開かれるとみられる労働党大会を前に、引き締めを図る狙いがあるとみられます。