去年3月ごろ複数人で共謀し県内に住む60代の女性などから現金合わせて約2億8000万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われている男の初公判が開かれ男は起訴内容を否認しました。
起訴されているのは住所不定無職の山下太郎被告37歳です。
起訴状などによりますと山下被告は去年3月ごろ、複数人と共謀して県内の60代女性から検察官になりすまして現金1億4100円をだまし取るなど合わせて約2億8000万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。
19日佐賀地裁で開かれた初公判で山下被告は「すべての事案において共謀はしていない。一部の共犯者と会って経費の立替えなどはしている」と起訴内容を否認しました。
検察は冒頭陳述で山下被告は詐欺の主導者に金を貸していて、被害者からだまし取った現金から借金を返済すると言われ詐欺に協力。
同居して面倒を見ていた後輩を見張り役として関わらせたり、被害者から現金などを受け取る「受け子」の交通費を負担したりしたとしました。
また、新たな受け子を紹介するなどして借金の返済分や経費分の現金を受け取ったとして、事件への積極的な関わりを指摘しました。