1月20日の大寒を前に、津山市では和紙づくりに欠かせないミツマタを川で洗う「川ざらし」の作業が始まりました。
冷え込みの厳しい朝川の洗い場で黙々と作業が続けられます。津山市北部の上横野山あいを流れる横野川です。2026年最初となるミツマタの皮を洗う川ざらしです。清らかな谷川の水を使いミツマタに含まれるアクや細かな不純物を洗い流します。
質の高い和紙に仕上げるために欠かせない大切な工程です。19日朝の津山市は最低気温は氷点下1・4度と身に染みる寒さとなりました。
作業にあたった上田さんは妻の裕子さんとともに冷たい川の中に入りおよそ2時間かけて40キロほどのミツマタを一つひとつ丹念に洗い上げました。
(上田手漉和紙工房・上田康正さん)
「冷たくてしびれる感じ。本心は寒いので早く終わらせたいが、なるべく丁寧に作業し、よい製品が出来るよう心がけている。」
ミツマタの川ざらしは月に1回のペースで行われその後、紙が漉かれて和紙に仕上げられ金箔の間に挟んで保護する箔合紙のほか、便せんや巻紙などの製品になります。