家族や親しい人に誕生日プレゼントを渡すのは、当たり前の習慣のようで、その理由までは考えたことがない人も多いかもしれない。
1月15日、17歳の誕生日を迎えた高校生がテーマに選んだのは「誕生日プレゼントをあげる理由」だった。

「きょう17歳」 誕生日に選んだテーマ

高校生に独自の視点で旬の話題を伝えてもらう「高校生ニュース」。
この日の担当は、趣味はバレーボールという崇徳高校新聞部2年の河野奏煌さんだ。

崇徳高校新聞部2年・河野奏煌さん
崇徳高校新聞部2年・河野奏煌さん
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「今回、お伝えするテーマは『誕生日プレゼント なぜあげる?』です。実は私、きょう17歳の誕生日なんです」
学校でも友達から祝ってもらったという河野さん。ふと、誕生日プレゼントに込められた思いや、「なぜ渡すのか」という理由が気になったという。
スタジオでは、テレビ新広島の加藤雅也キャスターも高校時代を振り返る。
「私も高校生の頃、友達の好きなフィギュアをケーキの上にのせてオリジナルケーキをプレゼントしたことがありましたね」

以前の高校生ニュースでは、物価高の影響で友達への誕生日プレゼントに悩む声も紹介された。
河野さん自身はどう感じているのか。
「友達の会話で『あげたのに返してくれない』という話を耳にしたこともあります。誕生日プレゼントをおろそかにすると、場合によっては友達関係に影響するものだと感じています」

あげる理由 1位は「仲がいいから」

河野さんが特に注目したのは「誕生日プレゼントをあげる理由」。そこで、崇徳高校の生徒46人にアンケートを取った。

崇徳高校の生徒を対象としたアンケート結果
崇徳高校の生徒を対象としたアンケート結果

1位「仲がいいから」(20人)
2位「もらったお返し」(18人)
3位「あげたいから」「感謝を伝えるため」(それぞれ4人)

この結果を見て、河野さんが意外に感じたのは「感謝を伝えるため」という理由が少ないこと。
「私は、家族や友達への誕生日プレゼントを普段は伝えられない感謝を伝える機会だと思っていました。でも、あまり『感謝』を意識している人はいないんだなと、今回初めて実感しました」
加藤キャスターは思わず笑いながら、「ややドライな一面が見えますね」とコメントした。

1年間にあげる人数 多くは「5人以下」

さらに「1年間に誕生日プレゼントをあげる人数」も調査。最も多かったのは「5人以下」だが、「10人」「20人」「26人」と答えた人もいて、人づきあいの幅が結果に表れている。
また「これまで誰に誕生日プレゼントをあげたことがあるか」を聞くと、「友達」と答えた人が最も多かった。
「20人以上という回答には驚きました。誕生日プレゼントは、家族より友達との関係の中で渡すもの、という感覚が強いのかもしれません」

テレビ新広島・加藤雅也キャスター
テレビ新広島・加藤雅也キャスター

最後に、きょう誕生日の河野さんに加藤キャスターがこんな質問を投げかけた。
「何かプレゼントのリクエストはしましたか?」
「使っているバレーボールがボロボロなので、母にバレーボールが欲しいとお願いしました」
「新聞部だけど、趣味はバレーボールなんですね」
「はい。中学生までバレー部でした」
「それなら今日はきっとピカピカのバレーボールが届くと思います」
スタジオにやわらかな笑いが広がった。

誕生日プレゼントは、感謝か、習慣か、それとも関係性の証か。高校生たちの率直な声から、今どきの友達づきあいが垣間見えた。

(テレビ新広島)

テレビ新広島
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