フランス・パリを訪れている鈴木農水大臣は15日、コメの輸出拡大に向けて、日本産のコメを扱う飲食店や店舗などを訪れ、販路拡大に向け努力していくと述べた。
コメの輸出拡大に向けて、フランス・パリの日本食材店を訪れた鈴木農水大臣は、日本産コメの販売状況を視察した。
鈴木大臣:
これで月に何キロぐらい売れているのですか?
iRASSHAiマルシャンCEO:
1年間で7トンから8トンぐらい。これ全部ね、うちのご飯の1年間。
これに先立ち、新潟県産のコメを使うおにぎり店を訪れた鈴木大臣は、販売されているおにぎりを試食した。
鈴木大臣:
いただきます…うんおいしい。日本のおにぎりです。
このお店のオーナーによると出店当初、おにぎりの認知度が低く、様々な努力をしてきたという。
オーナー:
私たちは小さなトレイを持って、試食をたくさんしてもらいました。それがおにぎりを知らない客に手に取ってもらうためのベストな方法なのです。今では、梅干しはベストセラーの一つです。
こちらの店舗では、一日に約300個を売り上げているという。
オーナーはおにぎりの人気を実感していて、さらなる広がりを見せるためには日本の品質と同等の「本物の味」を知ってもらうことが重要だと指摘した。
また、大手スーパーマーケットを訪れた鈴木大臣は、販売されている寿司で日本産のコメが使われていない実態を把握し、販路拡大に向けて海外食品の統括責任者などと意見交換を行った。
鈴木大臣:
おにぎりも寿司も日本がオリジナルなものなので、これを日本産のコメに置き換えることができると日本産のコメは冷めても、もちもちが続くということで、クオリティーがあがるのではと思いました。
視察終了後、鈴木大臣は販路拡大に向けた努力を行っていくと改めて強調した。
鈴木大臣:
一店舗で、お寿司だけで(売り上げが)一億円を超えている。日本産の米が入り込む余地があるとすれば、大きいマーケットということになろうかと思います。一つ一つ、それを積み上げていけば、未来は必ず開けてくるというふうに思っています。
また、海外市場の獲得で需要が高まれば、国内での生産量が増え、結果、国内での安定供給にも繋がるとした。
一方、店側はフランス国内の実情を踏まえて冷静に分析している。
海外食品統括責任者:
日本の米をフランスに輸出したいなら、その価値を説明するか、特徴を説明するか、あるいは低価格で市場に参入するかのいずれかが必要です。
このあと鈴木大臣は、ドイツを訪問する予定。