1月上旬にロシア軍が新型中距離弾道ミサイルを使いウクライナに大規模攻撃を行ったことを受け、国連の安全保障理事会は緊急会合を開き各国からロシアへの非難が相次ぎました。
ロシア軍は1月8日から9日にかけて新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使いウクライナへ大規模攻撃を行いました。
ウクライナ軍が行ったとするロシア大統領公邸に対する攻撃への報復としています。
これを受け、国連安保理は12日、緊急会合を開き、「オレシュニク」を使ったロシアの攻撃についてアメリカ代表は「戦争を拡大し激化させる危険をはらんでいる」と述べたほかイギリス代表は「国際社会が一致して非難すべき」と呼びかけるなど、各国から非難の声が相次ぎました。
ウクライナ代表は民間人を凍死の瀬戸際に追い込むために1月の厳寒期を狙って攻撃したと指摘しました。
そのうえで核弾頭を搭載できる「オレシュニク」を使った攻撃は「ヨーロッパ大陸の安全保障に対する明白な脅威だ」と強く非難し、ロシア大統領の公邸に対する攻撃は「完全な捏造だ」と否定しました。
一方、ロシア代表は「民間人を標的にはしていない」と主張したうえで、「ロシアの民間人に対する卑劣な攻撃のたびに、断固たる報復が行われる」と強調しました。