10日から始まる3連休の最終日は成人の日。
全国各地で「二十歳の集い」が催される。
振り袖の着こなしが多様化する中、2026年のトレンドはどうなっているのか――。

「修学旅行なかった」“中・高コロナ禍世代”が二十歳に

人生の大切な記念イベント「二十歳の集い」。

少しでも自分らしくありたいという参加者の思いから、振り袖は従来の伝統的なものだけではなく、洋風やレトロ風など多様化が進んでいる。

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華やかな振り袖が並ぶ東京都内の着物レンタル・販売店「一蔵&オンディーヌ 新宿プレミアムサロン」を9日に取材すると、着付けのため事前に振り袖を持ち込む新成人の姿があった。

新成人:
ピンク色が好きなので、ピンクと紫のグラデーションの振り袖を選んだ。「あっこれだ!」とビビッと来たので選んだ。

お気に入りだというピンクの着物に合わせて選んだ帯は白。

新成人:
(帯は)白がすごく映えると思っていて、この白の帯に金色というところも成人式というきらびやかなイメージがとても合っていたので、この帯にした。

娘のために振り袖を購入した母親は、「ようやく20年の節目というか、立派に成長してくれたので感慨無量」と話す。

実は2026年、「二十歳の集い」に参加する人の多くは2005年生まれ。

この世代は、中学卒業や高校入学など人生の重要な節目が新型コロナウイルスの世界的な流行と重なった世代なのだ。

新成人:
中学の卒業式もマスクばかりだったので成人式で良い写真が撮れるかな。

青い振り袖に白の帯を選んだ新成人も「修学旅行が、中学のとき海外だったのがなくなってしまった。中高一貫なのでクラス内で試行錯誤して楽しんだ記憶。(同級生が)どんな感じにおねえさんになったのか気になる」とコロナ禍をともに乗り越えた同級生への思いを口にした。

赤い振り袖に白の帯をチョイスした新成人は、中学時代の友人に会うのは6年ぶりだといい「修学旅行とか(中学)3年生のときは(行事が)つぶれてしまったので大きなイベントはなかったかもしれない。(友人に会うのは)久しぶりだし、すごく楽しみ」と話す。

本人に代わって着物を持ち込んだという母親からは、「(娘は着物の色を)白がいいって高校の時から決めていて、早めに白を。(Q.娘さんのチョイスはどう?)自分の着物が黄緑色の物があるので、それを着てもらえるものだと思っていたので、ちょっと寂しかったんですけども、でも白もかわいく前撮りの時は着れてたので」と少し複雑な思いも聞かれた。

今年の「振り袖」トレンドは?

式典本番を前に2026年の振り袖のトレンドカラーを聞いてみた。

(株)一蔵 JTS事業本部・中山宏さん:
今年は白が流行で、特に金彩の加工が入ったものとか、ベージュとかピンクベージュとか比較的抑えた色合いのものを好む人が多かった。

2026年は白や淡いくすみ系の色の着物に、パールやレース、ラインストーンなどの華やかな小物を合わせるのがトレンドだということだ。
(「イット!」1月9日放送より)

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