民間の信用調査会社、帝国データバンク高松支店は2025年の「四国地区企業倒産集計」を発表しました。「倒産件数」は213件で、13年ぶりに200件を上回りました。前年に比べて18件多く、3年連続の増加です。
売り上げが回復しない中、コロナ禍に実施されたゼロゼロ融資の返済開始や、棚上げしていた社会保険料の一括納付、人手不足、賃金上昇、資材価格上昇などが要因となり、2012年以来13年ぶりに200件を上回りました。
2025年の「負債総額」は827億1800万円で、前年に比べて603億7800万円多く、2年ぶりの増加です。負債100億円以上の倒産が愛媛県であり、13年ぶりに500億円を上回りました。
4県の内訳は徳島県の67件、愛媛県の61件、香川県の60件、高知県の25件となっています。また、業種別では、建設業が48件、小売業が46件、サービス業が39件などとなっています。
※集計対象
負債額1000万円以上の法的整理による「倒産」
◆四国地方 2025年「主な倒産」
【主な倒産】
・丸住製紙 587億7500万円 洋紙製造 愛媛県 民事再生法
・ハット 17億円 学習塾 愛媛県 特別清算
・瀬戸内金網商工 10億円 建設用資材製造 香川県 破産
・丸住ライン 10億円 貨物自動車運送 愛媛県 民事再生法
・芝田タオル 9億1800万円 タオル企画・販売 愛媛県 破産