大規模な災害が発生した際に、被災地で学校運営の支援や子どもたちの心のケアなどにあたる岩手県の支援チームが1月7日に発足しました。
東日本大震災の経験や教訓を生かし復興を後押しします。
7日発足した岩手県災害時学校支援チーム「D-EST(ディーエスト)いわて」には、県内の教職員68人が認定され、発足式では代表者に認定証が手渡されました。
「D-EST」は県内外で災害が起こった際に、被災自治体からの要請を受け、現地の学校に派遣される教職員のチームです。
早期の学校再開に向け、学校運営の支援や教職員や子どもたちへの心のケアなどを行います。
メンバーからは「一番大事なのは何かできることをやって先生方の心の余裕や体の余裕をつくること」などの声が聞かれました。
7日は被災地への派遣を想定した研修も行われ、児童や生徒の学習を保障するための現地での支援について必要な知識を学んでいました。
メンバーの一人、釜石市立平田小学校の唐澤祥教諭は東京都出身、小学5年生の時に発生した東日本大震災をきっかけに、釜石市の防災教育に興味を持ち、岩手の教員を志したということです。
「D-ESTいわて」のメンバー釜石市立平田小学校 唐澤祥教諭
「復興の手助けをしたいと思いながらも、小学生の自分にはそんな力がなかったが、支援チームができるということで、まさに実現したいことだなと手を挙げた。常に何ができるのか考えて悩みながら現地に行くことになると思うので、現場に寄り添うことが一番必要かなと思う」
「学校支援チーム」は、岩手を含め全国11の道府県に設置されていて、県教育委員会では、2026年度以降もメンバーの養成を続けていくことにしています。