浜岡原発の再稼働に向けた審査をめぐり、中部電力が意図的に地震動を過小評価していた問題で、1月7日に開かれた原子力規制委員会では委員から「ねつ造」と指摘する声があがりました。
原子力規制委員会・杉山智之 委員:
心底がっかりしている
原子力規制委員会・山岡耕春 委員:
非常に大きな失望を感じた
浜岡原発の適合審査をめぐっては、中部電力が地震動を意図的に過小評価していた疑いがあると発表していて、7日の原子力規制委員会では委員から厳しい意見が相次ぎました。
原子力規制委員会・山岡耕春 委員:
ねつ造・改ざんにあたると考えられ、非常に事は重大であり誠に遺憾
原子力規制委員会・神田玲子 委員:
これ(審査)に要した国費を無駄にする行為と受け止めている
その上で、委員会として中部電力に対して今回の不正に関わる経緯の報告を求めるなど抜本的な対策を考えることが必要との認識を示しています。
原子力規制委員会・山中伸介 委員長:
委員会としても審査を止めるということで特に異論はないと思う
また、浜岡原発3号機と4号機の再稼働に向けた審査については白紙となる可能性が高くなりました。
こうした中、7日に取材に応じた鈴木知事は信頼性を失わせる出来事と中部電力に対し失望感をあらわにしました。
静岡県・鈴木康友 知事:
原因究明と今後の対応について整理してもらい、報告を求めたい。国に対してはしっかりと事業者(中部電力)を指導・監督するように求めていきたい
一方で、今後の審査の在り方については明言を避けています。