真冬を迎えた富士山で相次いだ滑落事故。静岡県警が命がけの救助の様子を公開して注意を呼び掛けています。

吹き荒れる風に身動きが取れず、片膝をついて耐える県警の山岳遭難救助隊。

これは2025年12月31日、富士山御殿場口で救助に向かう隊員の様子です。

SNSでは「積雪だけでなく、強風で氷や小石が体にあたり、大変危険です」と冬の富士山の厳しさを伝えています。

救助をした神奈川県の男性(38)は下山中に約200m滑落し、顔を打つ軽いケガをしました。

県警によりますと男性は前の日から登山を始め、山頂まで行けずに登山を断念したと言います。

また、2025年12月29日には富士宮口で兵庫県の男性(44)が友人と2人で下山していたところ滑落し、死亡しています。

過去にも閉山中の遭難が相次いだ富士山。県の防災ヘリコプターによる救助を巡り有料化も議論されるなど、閉山中の登山には厳しい目も向けられています。

県警は「閉山中の登山は6カ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金刑に処される可能性がある」として自粛を強く呼びかけています。

テレビ静岡
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