川崎重工業(東京)は、世界最大の液化水素運搬船の造船契約を締結したと発表しました。この運搬船は坂出市の番の州工業地帯にある川崎重工坂出工場で建造されます。

川崎重工業の子会社、日本水素エネルギー(東京)などが手がける、大量に水素を輸入するルートを構築するための技術開発を目指す実証事業を目的に建造されるもので、関連施設も含めた総事業費約3000億円のうち、国が約2200億円を支援します。

新しい船は全長約250メートル、世界最大の約4万立方メートルの液化水素用貨物タンクを搭載しています。2026年から本格的な設計や、資材の調達が始まり、新しい船の完成は2030年を目指しています。

川崎重工は2021年に世界に先駆けて1250立方メートル型の液化水素運搬船を建造、翌年には川崎重工などが設立した技術研究組合が、日本とオーストラリアの間で、液化水素の海上輸送などをするパイロット実証に世界で初めて成功しています。

岡山放送
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