仕事始めを迎え「お正月ムード」から通常運転に頭を切り替える中、気になるのは2025年に私たちが悩まされた「物価高」の行方だ。
北海道内の経済人に直撃した。
「TEAM NACS」の森崎博之さんとともに2026年一年の飛躍を誓う「大発会」
札幌証券取引所の新年最初の取引、「大発会」。
演劇ユニット「TEAM NACS」の森崎博之さんとともに2026年一年の飛躍を誓った。

「2025年は日経平均株価が5万円を突破した歴史的な一年だった」
「しっかりとした経済成長が2026年も進んでいくのではないか」(札幌証券取引所 長野実 理事長)

「コメ高騰」に苦しめられた2025年―2026年はどうなる?
私たちが2025年、苦しめられたのは、とにもかくにも「物価高」。森崎さんも、その一人だった。
「今、非常に物価が上がっている。とりわけ私たちに身近だったのはコメ(の高騰)だ」(TEAM NACS 森崎博之さん)

森崎さんも気になる2026年のコメ事情。2025年12月中旬のコメ価格は4337円で、過去最高値を更新した。
今後のコメの値動きは一体どうなるのか?

ホクレンのトップに直撃した。
「(高値は)少しづつ緩和されてきて、量も潤沢だ。生産量が落ち着くと価格も落ち着いてくる」
「2025年とは違うかなと思っている」(ホクレン 篠原末治会長)

政策金利0.75% 利上げを発表―北海道内大手の銀行の方針は?
私たちの暮らしに影響しそうなお金の動きは他にも。
日本銀行の植田和男総裁は2025年末、政策金利を0.75%とする利上げを発表。
住宅ローンの金利も変わり、飛んでいくお金が増える可能性が―。

北海道内大手の銀行の方針は?
「預金の金利は上げることが決まっている。借り入れの金利も2月の最初の営業日から変わることになっている」
「(消費者が)買いたいときに、住宅を買えるような状況をわれわれがつくっていかないといけない」(北洋銀行 津山博恒頭取)

「年収の壁」引き上げ―道内スーパー大手「従業員への丁寧な説明が成功のカギ」
一方でうれしい動きも。
2026年1月から年収665万円までの人を対象に所得税が課される最低ライン、いわゆる「年収の壁」が従来の160万円から178万円まで引き上げられる。
北海道内のスーパー大手は従業員への丁寧な説明が成功のカギを握るとみている。

「家計の可処分所得(給料の手取り)が増えるのであれば、多分皆さん(働きに)行く」
「(ただ)具体的な制度をしっかり従業員の皆さんに説明をしない限りは、なかなか変えられないかな。複雑じゃないですか、仕組みが」(イオン北海道 青柳英樹社長)

「従業員の賃上げの実現とのバランスをどう取るか」葛藤
2025年、私たちの暮らしに押し寄せた物価高の波。2026年こそ落ち着いてくれるのだろうか。
北海道内のスーパー大手は消費者の負担に配慮しつつ、従業員の賃上げの実現とのバランスをどう取るか、葛藤している。

「(今は)価格競争で、価格を下げなければならない。でも(従業員の)給料も上げなければならない」
「(消費者が)この値段までだったら我慢するよとか、そういう土壌がまだできてない」
「売る方も買う方も納得できるような新しい価格帯を作らないとね」(アークス 横山清会長)
