アメリカのホワイトハウスは6日で5年を迎えた連邦議会襲撃事件について、「民主党が不正まみれの選挙を認定した」などと非難し、事件を擁護する新たなウェブサイトを立ち上げました。
ホワイトハウスが立ち上げた新たなウェブサイトでは、連邦議会襲撃事件について、「民主党は、平和的で愛国的な抗議者を反乱分子とレッテルを貼り、事件をトランプ大統領が仕組んだ暴力的なクーデター未遂として描いた」などと紹介しました。
そのうえで「民主党が不正まみれの選挙を認定した。議会議事堂警察が意図的に緊張をエスカレートさせた」などと非難しました。
さらに「ホワイトハウスへの凱旋復帰を果たしたトランプ大統領は、アメリカ史上最も暗い不正の一つを是正するため即座に行動した。不当に標的にされ、過剰な起訴を受けて政治的な見せしめにされた事件の被告たちに恩赦の措置を講じた」と記し、事件の正当性を訴えました。
こうした中、首都ワシントンでは当時、襲撃に関与したとして服役した元受刑者らが抗議の声などをあげました。
トランプ支持者:
(2020年の)選挙は盗まれた。私の投票、ニュージャージー州では集計されなかった。だから(抗議のために)ワシントンに行った。
多くの死傷者を出した2021年の連邦議会襲撃事件をめぐり、トランプ氏は大統領に返り咲いた2025年1月の就任初日、事件で起訴された約1600人の受刑者に恩赦と減刑を与えました。
扇動共謀罪などで禁錮22年が言い渡され、その後、トランプ氏から恩赦を受けた極右団体「プラウド・ボーイズ」の元リーダーも刑務所に収監されたことに抗議の声などをあげるとともに、支持者らとともに事件の現場となった連邦議会前まで行進しました。